最適設計のためのソリューションセミナー8
- モノづくりは日本から、最適化も日本から -

開催報告

最新の最適化の事例をご紹介する場として毎年好評を博している「最適設計のためのソリューションセミナー」も、本年度で第8回を迎えました。
Optimusの開発元であるNoesis Solutions NVが、2010年7月にサイバネットの100%子会社となってから初めてのソリューションセミナーということもあり、セミナーの副題を『モノづくりは日本から、最適化も日本から』といたしました。この言葉には、「Optimusの開発に日本のユーザー様の声をもっと取り入れ、日本のモノづくりを支える皆様をしっかりとサポートしたい」という、私たちサイバネットの強い思いが込められています。これまで以上に多くの最適設計の事例を皆様にご紹介するため、初めて終日開催という形式で行いましたが、大変多くの皆様にご来場いただき、大盛況のうちに終了することができました。

基調講演には金沢大学工学部教授の山崎光悦先生をお迎えするなど豪華な講師陣を揃え、コニカミノルタオプト様やアイシン・エィ・ダブリュ様によるユーザー事例を皮切りに、豊富な連携事例を発表しました。また、Noesis Solutions NVのCTO、Nick Tzannetakisも来日し、Optimusの製品ロードマップなどについてもご紹介しました。

参加者の声(アンケートから抜粋)

  • Optimusの活用はこれからになりますが、購入してよかったと思いました。セミナーで得た情報を今後の業務に活かしていきたいと思います。
    (機能部品 生産担当)
  • ご紹介していただいた内容事例の中で自分が使っているソフトもあり、非常に興味あります。
    (半導体/電装製品 デバイス担当)
  • 無料でここまで内容があるとは驚きましたが、山崎先生のお話はもう少し長い時間聞きたかった。
    (航空機器技術担当)
  • 最適化法について山崎先生の概略的な内容から個別の事例まで満遍なく聞く事ができて大変参考になった。
    (電子部品技術担当)
  • 製造業に関わる旬の話題・講演を聞けました。特に山崎教授のお話、ユーザ導入事例は参考になりました
    (設計開発担当)

開催概要

日時 2010年12月15日(水) 10:00〜17:00(9:30開場)
※昼食をご用意いたします。
会場 富士ソフト アキバプラザ6F セミナールーム1 [ MAP ]
主催 サイバネットシステム株式会社
対象 最適化を業務で取り組んでいる、もしくはこれから取り組まれる方。
CAEを用いた設計プロセスの効率化を図りたい方。
※最適化の知識が無い方でもご参加いただけます。
※ハードウェア/ソフトウェアベンダー様は、参加をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
参加費 無料

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タイムテーブル

9:30-10:00 受 付
10:00-10:10

開会の挨拶

10:10-10:50

Noesis Solutions社からのご挨拶

On the place of Process Integration and Design Optimization on the Product Development Cycle; how companies use PIDO to improve product quality and accelerate time to market

Nick Tzannetakis CTO,
Noesis Solutions
※本講演は英語で行われます。逐次通訳をご用意いたします。

10:50-11:20

講演:サイバネットからの事例紹介

11:20-12:20

基調講演

ものづくりに果たすCAE/最適化技術の役割

金沢大学 工学部 人間・機械工学科 バイオニックデザイン研究室 教授 山崎 光悦 様

12:20-13:10 休憩 ※昼食をご用意しております
13:10-13:40

講演:サイバネットからの事例紹介

13:40-14:10

講演:サイバネットからの事例紹介

14:10-14:20

休憩

14:20-14:50

講演:ユーザー適用事例

シミュレーションと品質工学の連携による開発効率化のポイント

コニカミノルタオプト株式会社 杉山 一宏 様

14:50-15:20

講演:サイバネットからの事例紹介

15:20-15:40

休憩(coffee break)

15:40-16:10

講演:サイバネットからの事例紹介

16:10-16:40

講演:ユーザー適用事例

Optimusを用いたトランスミッションケーシングのリブの最適化

アイシン・エイ・ダブリュ株式会社 粂 智和 様

16:40-16:55

Noesis Solutions社の今後の展望

Noesis Solutions CEO 古井 佐土志

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講演概要

Noesis Solutions社からのご挨拶On the place of Process Integration and Design Optimization on the Product Development Cycle; how companies use PIDO to improve product quality and accelerate time to market

Nick Tzannetakis CTO, Noesis Solutions

This presentation will demonstrate a new Product Development paradigm in which the benefits of the deployment of Process Integration and Design Optimization will be shown along with the added value these technologies brings to accelerating Product Development and how they improve Product Quality. Clear industrial references will be presented to substantiate the value.
※本講演は英語で行われます。逐次通訳をご用意いたします。

講演:サイバネットからの事例紹介JMAGダイレクトインタフェース活用事例:IPMモータの最適化

サイバネット 羽柴 実緒

IPMモータは高トルクかつ高効率なモータですが、構造上遠心力によって磁石の剥がれやずれが生じ、ロータコアにめりこむ危険性があり、高効率化と同時に強度が求められます。

  • 電磁場解析と構造解析を同時に行いたい
  • 効率化に影響を与えている因子を知りたい

これらの課題に対し、OptimusのJMAGインタフェースを使用して磁界解析と構造解析を統合化し、最適化を行った事例をご紹介します。

基調講演「ものづくりに果たすCAE/最適化技術の役割」

金沢大学 工学部 人間・機械工学科 バイオニックデザイン研究室 教授
山崎 光悦 様

最近のCAEを活用した設計法や最近の最適化技術の発展の概要を述べ、講演者自身の最近の最適設計研究事例を多数紹介する。例えば、衝撃吸収部材の多目的最適化、歩行者損傷低減のためのアブソーバーや冷却管配置設計、プレス成形など。

<講師略歴>
1976年、金沢大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了。その後金沢大学で研究を続け、1985年に同大学助教授に就任、1994年に教授に就任。
現在、日本機械学会計算力学部門技術委員長、日本設計工学会の北陸支部庶務幹事。

 

講演:サイバネットからの事例紹介 Optimusが実現する射出成形シミュレーションと最適化の活用

サイバネット 石黒 義正

射出成形技術は日本が誇るモノづくり技術の1つです。しかし、ますます設計への要求が厳しくなる今日、そのような技術においても新しい付加価値を持った設計が必要とされているのではないでしょうか?
Optimusが搭載するAutodesk Moldflow Insight(AMI)ダイレクトインタフェースはOptimusと AMIとの連携を容易に実現し、お客様が最適化という付加価値を手に入れることを可能とします。本講演ではそのダイレクトインタフェースと射出成形シミュレーションを活用した最適化事例をご紹介します。

講演:サイバネットからの事例紹介 OptimusとMapleSimを用いたハイブリッドカーの最適化

サイバネット 古市 洋也

世界をリードする日本の自動車開発技術、
特に近年注目されているハイブリッドカーの研究開発には、
モーターやエンジン、バッテリーを始め様々なドメインのコンポーネントが含まれ、
マルチドメイン・マルチフィジックスに跨る複雑な設計をシステムレベルで実施することが不可欠です。

従来の数値処理ベースの解析ソフトウェアで課題となっていた、
解析の精度や速度を大幅に向上可能な数式処理ベースの複合領域物理モデルシミュレータであるMapleSimを用いて、
目的関数(燃費と性能)を満足する最適な制御パラメータを算出したハイブリッドカーのシステムレベルの多目的最適化事例をご紹介します。

ユーザー適用事例シミュレーションと品質工学の連携による開発効率化のポイント

コニカミノルタオプト株式会社 杉山 一宏 様

従来から行われてきたシミュレーションは、現象の解析を主な目的として、いかに実際の現象に近いかを問題としてきた。品質工学で使用するシミュレーションは必ずしも実際の現象をそのまま再現する必要はなく、システムの働きを評価することで、安定性設計のアイデアを相対評価することを目的としている。そのためには、ユーザーの使用条件をできるだけ多く取り上げて、未知の品質問題に戦略的に対応するとが重要である。

講演:サイバネットからの事例紹介 筐体の熱変形を考慮したレンズ設計最適化

サイバネット 半澤 昭光

レンズ設計において最適化は比較的古くから利用されていますが、現在ではより複雑な最適化や現象の理解が求められています。

  • レンズ周辺の熱変形の影響を考慮したい
  • レンズの最適化と同時に筐体の最適化も行いたい
  • メリット関数の重みなども最適化したい
  • 筐体の形状パラメータと光学性能の関係を可視化したい

これらの課題に対し本講演では、ANSYSによる熱変形解析、CODE Vによるレンズ形状最適化をOptimusにより統合化し、階層的な最適化を実施したソリューションを提案致します。

講演:サイバネットからの事例紹介 機械設計における形状変更を伴う最適化ソリューションのご提案

サイバネット 中本 伸吾

機械系設計において、形状変更を伴う最適化を実施するには様々な課題があります。

  • 作成されたモデルにパラメータが設定されていない
  • 履歴に依存してしまい、形状を思い通りに変更できない
  • 3次元CADのオペレーションに慣れていない

これらの課題をいかに解決するかが、形状変更を伴う最適化を実施する重要なポイントになります。
本講演では上記を解決するソリューションとして、Optimusとダイレクトモデラーの連携をご紹介させて頂きます。

ユーザー適用事例Optimusを用いたトランスミッションケーシングのリブの最適化

アイシン・エイ・ダブリュ株式会社 粂 智和 様

本報ではトランスミッションから放射されるノイズを低減するため、ケーシングモデルに追加するリブの配置および高さを検討した。
まず始めに実験モード解析結果からモデルを作成し、そのモデル上に約600本のリブを作成した。次に単一因子実験法を用い、対象音圧ピークに対する感度の高いリブを約60本選定した。最後に選定したリブを用い、GAによる最適化を行うことにより、重量増加を抑えた上で対象音圧ピークを低減した。

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セミナー

 


お問い合わせ サイバネットシステム株式会社 システムCAE事業部
TEL: 03-5297-3299 (受付時間 9:00〜12:00、13:00〜17:30 ※土日祝日・弊社特別休業日は除く。)
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