最適設計のためのソリューションセミナー3
- 多目的最適化 -

今回はテーマを「多目的最適化」と題しまして、3名の教授に多目的最適化を演題とした基調講演をいただき、さらにOptimusの新バージョン Rev.5.1に搭載される多目的最適化アルゴリズムを利用して、様々なツールとの事例をご紹介します。

セミナー資料ダウンロードお申し込み

開催概要

対象 最適化を業務で取り組んでいる、もしくはこれから取り組まれる方。
CAEを用いた設計プロセスの効率化を図りたい方。
最適化の知識が無い方でもご参加いただけます。
費用 無料
期間 1日間
時間 13:00〜17:30

日程

会場 開催日
東京会場
全国町村会館
2005年2月4日(金)
名古屋会場
サイバネットシステム中部支社
2005年2月3日(木)
大阪会場
サイバネットシステム西日本支社
2005年1月31日(月)

※日程、内容につきましては若干変更させていただく場合がございますので、ご了承願います。

セミナー詳細

基調講演(西日本会場)「多目的最適化の方法と応用」

甲南大学理工学部情報システム工学科 中山 弘隆様

「あちらをたてればこちらがたたず」といった多目的最適化のトレードオフ問題において、「あちらをどの程度立て、こちらをどの程度犠牲にするか」という価値判断の問題をParetoフロンティアと呼ばれる曲線(曲面)を提示することにより、決定者は比較的容易にトレードオフ分析を行うことができます。目的の数が多くなった場合(200〜300の目的を持つ工学設計問題もある!)、トレードオフ分析を対話型で行う希求水準法が簡単で有効な方法です

基調講演(中部会場)「設計と多目的最適化」

金沢大学工学部人間・機械工学科 山崎 光悦様

設計問題の分類とその最適化技術を概観して、その背後にある重要なキーとなる基礎理論、現在の先端的なトピックスである、多目的最適化法の概要を例示しながらご紹介頂きました。飛行機の翼の設計例等を通して、目的同士のトレードオフ関係を把握する事の重要性をご説明頂き、さらに多目的最適化アプローチの使い分けも説明します。

基調講演(東京会場)「多目的最適化解析技術の現状と課題」

東京工業大学大学院理工学研究科 萩原 一郎様

トレードオフの関係のある多くの性能を同時に満たす必要のある自動車業界では、1980年代から多目的最適化が行われていました。ただし多くの目的関数は、拘束条件として与えられていました。これと、パレート解やクラスタリング分析などをキーワードとするオーソドックスな多目的最適化解析との比較を行いました。
多目的最適化解析では、モデルをそろえたり、解析結果の判断など、関連する周辺技術の準備が必要となり、ここでは重要なキーワードとともに必要なシステムについて例を交えてご紹介します。

PIDOツール「Optimus」のご紹介ANSYS Workbench Environmentを用いたデモンストレーション

サイバネットシステム株式会社メカニカルCAE事業部 中本 伸吾

アプリケーションの自動化・統合化・最適化を容易に実現するPIDO(Process Integration & Design Optimization)ツール「Optimus」の概要と、OptimusとANSYS WorkbenchならびにPro/Eを利用した、放熱フィン形状モデル最適化事例をデモンストレーションにてご紹介します。(Optimusと ANSYS Workbench、Pro/Eの接続は、弊社で開発した特別インタフェースを使用しています。)

多目的最適化理論 Optimus Rev.5.1搭載 多目的最適化アルゴリズムについて

サイバネットシステム株式会社メカニカルCAE事業部 加藤 麻衣

Optimus 5.1にて搭載された、「多目的最適化アルゴリズム 9手法」についてご紹介致しました。Optimusの多目的最適化アルゴリズムは、「性能」 vs. 「コスト」のように相反する目的の関係を、効率的な計算回数で明示できるものであることを、実際のデモンストレーションでご紹介します。

多目的最適化事例1「軸流タービンノズル形状の最適化」

アンシス株式会社 横山 洋一様

汎用CFDソフト「CFX 5」を用いて、軸流タービンノズル形状を変更することにより、「効率」・「平均流出角偏差」と、トレードオフ関係にある2つの目的を同時に最適化しました。一般的にCPUコストが高いと言われているCFDの計算も、Optimusの実験計画法・応答曲面による優れたポスト機能を使い、非常に効率的にパレートラインを算出できる事を確認しました。

多目的最適化事例2 「最適制御問題に対する多目的最適化の試験的試み“最適レギュレータは本当に最適か?!”」

サイバネットシステム株式会社新事業推進室 石塚 真一

最適レギュレータ問題に対してOptimusの多目的最適化を適用し、パレートライン探索を試みるとともに、非線形システムへの適用しその有効性を確認しました。 この事例により、最適レギュレータの理論解に対して、Optimusの最適化アルゴリズムが非常に近い値を算出する事が証明されました。

多目的最適化事例3「複合モデルによるモータ制御システムの最適化例」

サイバネットシステム株式会社応用システム第2事業部 EDAソリューション部
早山 恵司

モータ制御のようなパワーエレクトロニクスアプリケーションのモデリングでは、物理的特性を考慮したモータモデル、電気回路である駆動回路モデル、制御モデルに分割することができます。これら異なるモデルの連成をPSpice・MATLAB・ANSYSで行い、さらにOptimusにて回転速度、トルクリップル、などの最適化を試みた例をご紹介します。 複合領域に渡る最適化もOptimusにて容易に実現する事が可能です。

多目的最適化事例4「2次元紙搬送機構の最適化」

ご協力:クボタソリッドテクノロジー様
サイバネットシステム株式会社メカニカルCAE事業部 倉光 俊喜雄

画期的な運動方程式理論を基に開発された機構解析ソフトウエア「RecurDyn」を用いて、ツールキットの一つ2次元の柔軟媒体(フィルム・用紙・カードなど)の搬送システムを手早く簡単に作成できる自動モデリングツールを利用し、ローラによって押し出される柔軟媒体を所定の位置に導くガイド設計の例最適化をご紹介します。

ユーザー事例 「長野県工業試験場における最適化設計への取り組みとOptimusによる事例紹介」

長野県工業試験場 宮嶋 隆司様

長野県内企業の技術的支援を行っている、長野工業試験場での最適化への取り組みをご発表頂きました。最適化は設計にとって実用的であるかどうかという話題から、今後、最適化ツールに期待する可能性などを、ユーザー様の視点からお話いただきます。

海外ユーザー事例 「車両全体モデル設計におけるOptimusによる複合領域最適化事例」

Noesis Solutions NV :Nick Tzannetakis

Noesis Solutionsの最高技術責任者のNick Tzannetakisより、海外自動車メーカの最適化事例を発表致しました。自動車の各部品解析にて使用している、全14種類の解析シミュレーションを Optimusにて統合し、車両全体モデルにおける最適化を実施しております。遺伝的アルゴリズムを使った最適化も、Optimusの優れたパラレル処理機能を使い、効率的にジョブを分散させる事により、通常であれば500日ほど要する計算時間をクリスマス休暇である、たった16日間という非常に短期間に設計の改善が成功した事例です。

Optimus最新開発状況Optimus CATIA Driverのご紹介

Noesis Solutions NV :Nick Tzannetakis

Noesis Solutionsの最高技術責任者のNickより、Optimusの最新開発状況・開発コンセプトを発表いたしました。Noesis社は総売上の約 15%を研究開発費用として投資しており、非常に積極的にOptimusの機能向上に努めております。その一例として、MicroSoft/Excelとのインタフェースと、今春新たにリリースされます、OptimusとCATIA V5のダイレクトインタフェース、「CATIA Driver」をデモンストレーションを交えてご紹介します。

セミナー資料ダウンロードお申し込み

本セミナーで使用した資料のダウンロードが出来ます。専用のお申し込みフォームからお申し込みください。

セミナー資料ダウンロードお申し込み

※ユーザー専用コーナーのID・パスワードをお持ちの方は、申し込みの必要はありません。こちらからダウンロードしてください。

 


セミナー

 


お問い合わせ サイバネットシステム株式会社 システムCAE事業部
TEL: 03-5297-3299 (受付時間 9:00〜12:00、13:00〜17:30 ※土日祝日・弊社特別休業日は除く。)
お問い合わせ全般  お問い合わせフォーム  お問い合わせ一覧
最適設計ソリューション:サイバネットの最適設計ソリューション製品をご紹介します。
Optimus
汎用型最適設計支援ツール
CETOL 6σ
3次元CADシステム用の
公差マネジメントツール