ものづくりが変わる!公差徹底見直しセミナー開催報告

ものづくりの現場やメディアで最近注目を集めている「公差解析」や「幾何公差」。

この度、『公差解析も幾何公差も興味があるし、取組んでみたい・・・でも、どうやって運用すれば?そしてどういう効果が望めるの?』という設計に携わる皆様の声にお応えすべく、3つをテーマに、「公差徹底見直しセミナー」を開催しました。

  • 3次元公差解析ユーザーの活用事例
  • 幾何公差の活用とノウハウ
  • ものづくりにおけるCAD・CAE活用のポイント

法政大学理工学部機械工学科 教授 木村 文彦先生による基調講演を皮切りに、幾何公差の概念や3D図面の描き方、実際に公差解析が運用されている現場の事例など、公差マネジメントに関する幅広い情報をご紹介しました。
会場はほぼ満席で、熱心な質問の飛び交う活気溢れたセミナーとして盛況のうちに終了しました。

参加者の声(アンケートから抜粋)

  • 事例は各社の物作りが見えて良かった。感度等の評価は非常に有効と理解した。
    (機械器具開発担当)
  • 幾何公差を勉強中で、公差解析の具体的な事例を知りたかったので、今回短時間で複数現場のお話を伺えたことは大変ためになりました。
    (研究開発技術担当)
  • 他業界での設計の様子を知ることができて良かった。光学での実施例を知ることができて参考になりました。
    (電子機器設計技術担当)
  • 各社の事例を聞いて公差解析の重要性を再認識できた。
    (映像デバイス設計担当)

セミナー資料のお申し込み

開催概要

日程 2009年12月3日(木)
時間 13:30〜17:40(13:10開場)
会場 富士ソフト アキバプラザセミナールーム
(JR/地下鉄秋葉原駅より徒歩2分)
受講形態 聴講形式
参加費 無料
定員 100名
対象 3次元CAD を業務でお使いの方
3次元CAD を通したソリューションに興味をお持ちの方
公差解析に興味をお持ちの方
CETOL 6σ に興味をお持ちの方

セミナー資料のお申し込み

タイムテーブル

13:30-13:40
開会の挨拶
サイバネットシステム株式会社
13:40-13:50
挨拶
Tim Bogard, President & CEO, Sigmetrix
13:50-14:50
基調講演
法政大学理工学部機械工学科 教授
東京大学名誉教授 工学博士
木村 文彦 様

デジタルエンジニアリングの現状と課題
デジタルエンジニアリングの技術は産業界に普及し様々な支援ソフトウェアも提供されるようになってきた。CAD/CAM技術の発展としてのデジタルエンジニアリングの基本技術を概観し、現実世界とモデリングされた世界との対応などの残された技術的課題を考える。
【略歴】1974年東京大学大学院博士課程修了。同年電子技術総合研究所パターン情報部入所。1979年より東京大学工学部精密機械工学科助教授。1987年より同教授。1995年より大学院工学系研究科精密機械工学専攻教授。2009年より法政大学理工学部機械工学科教授、東京大学名誉教授。形状モデリング、CAD/CAM、生産システム工学、インバース・マニュファクチャリング、ライフサイクル工学などの研究に従事。
14:50-15:00
Coffee Break
15:00-16:00
特別講演
いすゞ自動車株式会社 CAE・システム推進部 IDEPグループ
及川 仁 様  大林 利一 様
幾何公差スキルの向上と3D図面
グローバルなものづくりに対応するためには,「寸法公差主体の図面作り」から「幾何公差主体の図面作り」へ移行しなければなりません。 しかし,幾何公差を導入して設計者が使いこなせるようになるには,多くの課題を解決しなければならず容易ではありません。 今回はその中から「幾何公差スキルの向上」施策のひとつとして検討中の「幾何公差の3D図面化」について,具体的なサンプル図例を基に作り方や実現の可能性を解説します。
16:00-16:30
ユーザー適用事例
東芝ITコントロールシステム株式会社 
エンジニアリング事業部 エンジニアリングソリューション部
佐藤 憲治 様
機械設計者が行う、はじめての公差解析 −CETOL 6σを体験して−
「公差解析」初体験の私が、2件のシンプルでわかりやすい事例を通じて触れた公差解析の有効性について紹介する。
  • 事例1-組立方法を考慮した設計をしてますか?
    (盤内機器の干渉)
  • 事例2-公差の積み重ねを考慮した設計をしてますか?
    (アセンブリした時の基板のそり)
この事例より、公差の重要性、公差解析ソフトCETOL 6σの効果などを知っていただきたい。
16:30-17:00
ユーザー適用事例
富士ゼロックス株式会社 モノ作り技術本部 金型・部品技術部
溝口 要平 様
板金Frameの要求ASSY精度を達成するためのムダの無い部品公差検証
製品の高画質化/高速化に伴い、板金Frame(筐体)に対する要求ASSY精度は厳しくなってきている。この要求を満足するために、我々生産技術者と設計者協業で、ASSYを構成する個々の部品公差を設定しているが、その設定公差の根拠は勘と経験に基づく二乗和計算より算出している。そのため時に厳しい公差となり、仕入先の金型造りこみ〜検査にコストや時間を費やしているのが現状である。設定した公差が直接要求精度を満たすものでなければ、非常にムダな投資であると考え、今回、CETOL 6σを用いて最適な部品公差を検証を実施し、従来の勘と経験トレンドと比較した。
17:00-17:30
公差マネジメントツールCETOL 6σ 光学設計CODEV連携事例
サイバネットシステム株式会社
レンズ設計における光学と構造から見た公差解析
光学製品において、レンズ性能と構成部品の組立精度は密接な関係にあります。
現在高精度を求めるレンズ製造において、構成部品に要求される公差は非常に厳しく、精度管理や組立調整に多大な工数を割いているという問題が取り上げられています。今回は光学的性能を満たす事の出来る組立精度を求め(CODEV)、そこから構造側の公差調整を行う(CETOL 6σ)プロセスをご紹介いたします。
17:30-17:40 閉会の挨拶
サイバネットシステム株式会社

配布資料について

本セミナーで使用した資料は、お客様に配布しています。
ご希望のお客様は、以下の資料請求フォームからお問い合わせください。

セミナー資料のお申し込み


公差解析 入門
お問い合わせ
セミナー

最適設計ソリューション:サイバネットの最適設計ソリューション製品をご紹介します。
Optimus
汎用型最適設計支援ツール
CETOL 6σ
3次元CADシステム用の
公差マネジメントツール