中野 公彦 氏なかの きみひこ

受講者へのコメント

制御器設計を行う際には、まずは、制御対象となる系(システム)の動きを数式で表すこと、すなわち、モデリングが必要になります。本来は複雑である実システムを前にした時、そのモデリング方法は無数にあるため、制御を行う目的を明確にし、必要かつ十分なモデリングを行うことが重要です。そのためには、制御理論の知識ばかりでなく、振動を代表とする動的な系に対する知識と理解力も求められます。そのような要求にこたえるため、制御系設計のためのダイナミクス講座と制御モデリング講座を設置しました。制御系設計のためのダイナミクス講座では、モデリングの基礎となる振動を代表とする動的な系に対する知識と理解を得ることができます。その後、制御モデリング講座を受けていただくことによって、スムーズに制御系設計のためのモデリング手法を学ぶことができます。なお、本講義の後、古典制御講座、現代制御講座を受講して頂ければ、モデリングから制御系設計までを行う能力を身につけることができます。


経歴・職歴

2000年 東京大学大学院工学系研究科 博士課程修了
2000年 山口大学工学部機械工学科 助手
2001年 山口大学工学部機械工学科 専任講師
2004年 山口大学工学部機械工学科 助教授
2005年 サウサンプトン大学 客員研究員
2006年 東京大学 生産技術研究所 助教授(現 准教授)
2010年 東京大学大学院情報学環 准教授

学会(所属学会等)

著書

webサイト

講師の横顔

本コーナーは メールマガジン「CAEユニバーシティNews」向けにご寄稿いただいた内容です。
講座の時とは異なる、先生の知られざる一面をご紹介しております。

このごろ,ジョギングとゴルフを始めました.
息子が少年野球をしていたころは,仕事のない土日は父親もコーチ(野球未経験の私は玉拾い,車の運転,荷物運びが仕事ですが)として駆り出されていましたが,意外と運動になっていたようで,これがなくなった後は,とうとう人間ドックでメタボ注意と言われるようになり,スポーツを始めた次第です.
ジョギングでは,始める時に,妻に薦められるままに,1万円以上もするランニングタイツを購入しましたが,これが意外といいものです.履くと勝手に足が動くようで,楽に走れるような気がします.高いものを買ったからには使わないともったいないというプレッシャーも,ジョギングの継続に役立っています.息を切らして走るのではなく,苦しくない程度のマイペースで走ると,長い時間と距離を走れるようになります.徐々に走ることは楽しいと感じるようになってきました.
一方のゴルフはまだまだ草刈りです.この頃は,砂堀と,呆然と池を眺める機会が増えてきたから困ったもの.球を探しに走るスピードの向上に,ジョギングとのシナジー効果を感じますが,それだけでは楽しくはなりません.研究では,このごろは,ダイナミクスとコントロールに加え,ヒューマンファクターに力を入れていますが,こちらには全く役に立たないのが残念です.