平田 光男 氏ひらた みつお

受講者へのコメント

制御理論は決して机上の空論ではありません。
理論が持つ物理的意味をしっかり理解し、適切な使い方ができれば、製品の性能が必ず向上するでしょう。
また、制御理論を体系的に理解することで、より高い視点に立ったものの見方ができるようになります。

本講義は、大学の学部程度の内容ですが、あらゆる制御理論を理解する上での基礎になります。本講義で学んだ内容をベースとして、より高度な制御理論の修得にチャレンジされることを期待いたします。

経歴・職歴

1996年 千葉大学大学院自然科学研究科 博士課程修了
1996年 千葉大学工学部機械工学科 助手
1998年 千葉大学工学部電子機械工学科 助手(改組により)
2002年 カリフォルニア大学バークレイ校機械工学科 客員研究員
2004年 宇都宮大学工学部電気電子工学科 助教授
2007年 宇都宮大学工学部電気電子工学科 准教授 (博士(工学))
2013年 宇都宮大学大学院工学研究科電気電子システム工学専攻 教授 (博士(工学))

専門分野(業務内容、研究内容等)

  • ロバスト制御理論、ナノスケールサーボ制御、制振制御、サンプル値制御及び制御理論の産業応用に関する教育・研究

学会(所属学会等)

著書

  • 「MATLABによる制御系設計」(東京電機大学)
  • 「運動と振動の制御最前線」(共立出版)
  • 「ナノスケールサーボ制御」(東京電機大学)
  • 「High-Speed Precision Motion Control」(CRC Press)
  • 「ArduinoとMATLABで制御系設計をはじめよう!」(TechShare)
  • 「Advances in High-Performance Motion Control of Mechatronic Systems」(CRC Press)

webサイト

講師の横顔

本コーナーは メールマガジン「CAEユニバーシティNews」向けにご寄稿いただいた内容です。
講座の時とは異なる、先生の知られざる一面をご紹介しております。

学生時代(学部〜修士〜博士の9年間!)はバンドサークルでギターを弾いていました。ヘビーメタルからハードロック,ポップス,そしてJazzやフュージョンまで節操なくなんでもやりました。楽器演奏だけでなく PAにも熱中しました。PAとはPublic Addressの略で,音響拡声装置あるいはそのオペレータを指し,ライブではなくてはならないものです。ドラム,ベース,ギター,キーボード,ボーカルの音をマイクで拾い,ミキサーで音のバランスを整えた後に,ステージに置かれた巨大なスピーカーから観客へサウンドを届けます。ハウリング(スピーカーとマイクの間で“ピー”となる発振現象)を起こさないようにイコライザで周波数特性を調整するなど,さまざまな技量が求められるのですが,日々試行錯誤したり工夫したりして楽しんでいました。それから十数年経過し,最近は音楽を楽しむ環境が昔とずいぶん変わりました。YouTubeなどの動画サイトでプロの名演奏がたくさん見られますし,iPadなどのタブレットにはたくさんの音楽アプリがあり,誰もが簡単にプロレベルの音楽制作ができます。カセットテープを何度も巻き戻して耳コピしていた時代とは隔世の感があります。ところで,セミナーも一種のライブだと感じています。わざわざ会場まで足を運んでよかったと思っていただけるような講義を目指したいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。