〜リアルとシミュレーションの違いはなぜ起きるのだろうか?〜 FEM実験室-静解析編
(理論と実験と解析の融合セミナー)

シミュレーションモデルの作成や解析結果評価について視野を広げることを目指し、本セミナーでは実際に実験を行い、測定値と解析値を比較しながら、誤差が生じる要因について考察を行います。

講師 瀧澤 英男 氏
日本工業大学 機械工学科 准教授 准教授
只野 裕一 氏
佐賀大学大学院工学系研究科機械システム工学専攻 准教授
永井 学志 氏
岐阜大学工学部機械工学科 准教授
松井 和己 氏
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 准教授
渡邉 大 氏
芝浦工業大学システム理工学部 機械制御システム学科 准教授
対象
  • 簡易CAEソフトをご利用の方
  • CAEソフトを利用されているが解析が主業務ではない方
  • 3次元CADソフトご利用の方で解析まで行う方
  • CAEユーザーでCAEソフトをブラックボックス化したくない方
  • 測定値とシミュレーション値の違いを知りたい方
※本セミナーの目的はシミュレーションと実験の比較であるためANSYSを使ったことのない方でも問題ありません。
受講形態 実験、理論講義
受講料 43,200円(税込)

※お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。

時間 10:00〜17:00
会場 東京開催:  弊社 東京本社
名古屋開催: 弊社 中部支社
大阪開催:  弊社 西日本支社
定員 東京会場 20名
名古屋会場 12名
大阪会場 15名

日程・お申し込み

参加ご希望の日程をクリックしてください。申し込みフォームが表示されます。

概要・主旨
タイムテーブル・目次
受講後の感想

概要と主旨

セミナーの風景(FEM実験)を動画で公開中です。 CAEソフトを有効活用するためには、シミュレーションの結果を評価・検証する事が重要ですが、シミュレーションの対象となる実験結果と「一致する・しない」だけを、CAEの評価基準としてしまう人も少なくないようです。もちろん、実験結果と一致する結果が得られることが望ましいことは間違いありませんが、それだけでは、シミュレーション結果が適切であるかどうかの判断はできません。
近年では、複雑な非線形現象をシミュレーションの対象とすることが一般的になっており、単に実験結果と一致するシミュレーション結果を得ることだけでも困難な状況になっています。

本講義では、実験結果とシミュレーション結果が「一致しない」ことを前提に、これらの差をどのようにとらえて、どのような議論を展開すればよいのかを実践します。
CAEの評価基準は様々ですが、米国機械学会(ASME)のV&V(Verification & Validation)の考え方にもとづいて、シミュレーションの「正しさ」と「妥当性」を明確に区別し、それぞれを確認するための手続きを解説します。

3〜4名程度のグループにわかれて、簡単な実験装置を使った「はりの曲げ実験」を行います。
これを比較対象と設定して、V&Vのプロセスを実際に行い、シミュレーションの「正しさ」と「妥当性」を検討するプロセスを体験していただきます。はりの支持条件などを変更しながら、それらの変更に追従できる「適切な数値シミュレーション」を作り上げることを通して、実験結果とCAEの違いを正しく説明できるようになっていただきたいと考えています。

セミナーテキストサンプル1
セミナーテキストサンプル2

プログラム

開始時間 項目
10:00
  1. はじめに
    「Verification & Validation事始め」
10:55 休憩
11:00
  1. 実験1 〜はりの単純曲げ実験〜
    「まずは簡単なところから、実験と解析の比較」
12:00 昼食休憩
13:00
  1. FEMのVerification
    「FEM/CAEの正しさをどうやって確認するか?」
13:55 休憩
14:00
  1. 実験2 〜片側・両側完全固定の曲げ実験〜
    「世の中、そんなに甘くない」
15:00 休憩
15:10
  1. 実験3 〜支持条件を緩めた曲げ実験〜
    「さらなるValidationプロセスへ」
16:10 休憩
16:20
  1. Validation事例紹介・まとめ
  • 各講演時間・順序が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

受講後の感想

自動車関連/その他/6〜9年/2016年受講
会社からはCAEの知識は無くても問題ないと聞いていたが全くない状態では少し難しいと感じた。
自動車関連/解析/10年以上/2016年受講
頭ではわかっていたつもりの事を実験で確認出来、とても有意義なコースです。FEMを使う人、すべてにお勧めです。
自動車関連/解析/0〜2年/2016年受講
解析において境界条件がどれだけ大切なのか、実験をしてみて良くわかりました。
これからも設計をしていく上で、解析結果の実験結果両方を見て判断していかなければならないと感じました。
機械/解析/6〜9年/2014年受講
V&Vの内容についても非常に分かりやすい内容でした。今後社内でも展開、活用していきたいと思います。設計開発部門へも勧めたい内容でした。
自動車関連/解析/0〜2年/2014年受講
解析を始めて間もないのですが、解析結果が全て正しい訳ではないという事を実験を通して理解する事ができ、今後の考え方の参考になりました。
自動車関連/機械設計/10年以上/2014年受講
密度が濃いセミナーで大変満足でした。解析担当者とのやりとりで自分がイメージできていない問題点を多く認識しました。
精密機器/解析/0〜2年/2014年受講
少しの境界条件の違いで結果が大きく(小さく)変わるという認識を得た事が収穫であった。
精密機器/解析/0〜2年/2014年受講
実験とシミュレーションの量のバランスがとてもよかったです。完成度が高いと思います。
自動車関連/解析/0〜2年/2014年受講
実際に実験することで、実験というもののばらつき等も考えることができ、理論だけでは感じることができないので、大変ためになった。今まで無視してもよいと考えているものも、影響は当然あることは頭に入れておかないといけないと感じました。
航空機部品メーカー/設計/2年/2013年受講
今回の講座でメッシュ分割や拘束等に対して見る目が変わった。すごくためになる講座でした。
電気機器/解析/12年/2013年受講
軸力を体感し、数値としてみることができた。考える時間もありとても楽しく受講させていただきました。うまく社内へ浸透する方法を考えていきたいと思います。
半導体メーカー/開発/10年/2013年受講
実験(現実)とシミュレーションに対する考え方が非常にためになりました。メッシュに対する最近の傾向(考え方)も知ることができ、実際に業務に活かせそうです。ありがとうございました。
自動車部品メーカー/解析/3年/2012年受講
解析と実測の違いが今までだと漠然としかわからなかったのですが、このセミナーを受講したことで自信を持って説明できるようになった気がします。
ただもう少し時間が長いとうれしかったです。
自動車部品メーカー/解析/5年/2012年受講
現在社内でも問題となっている実験と解析の差を上手く説明していただけたと思う。

参加者のアンケートより(一部抜粋)

  • CAEや実験結果の正しさを説明する際、非常に参考となる情報が多いです、教育等にも有用なセミナーと思います。
  • 普段の業務で感じていた疑問・悩みを解消できた気がします。
  • 軸力を体感し、数値として見ることが出来た。考える時間も有りとても楽しく受講させていただきました。
  • 実験と理論と解析を比較するセミナーはなかなかないため、貴重なセミナーでした。
  • 実験と解析を照らし合わせながらのセミナーでわかりやすかった。
  • シミュレーションの妥当性の表現方法等勉強になった。
  • 実験を体験することができたので、さらにCAE解析が有意義であると思った。親しみやすく感じた。
  • 解析に対する考え方を今までと変える必要を再認識した。
  • 普段、うまく結果が合わずに不安に思うことが多かったが、少し今回の講義ですっきりした。
  • 実験を行うことは非常にためになりました(実験の手順、考え方など)。
  • 解析と実測の違いが今までだと漠然としか分からなかったのがこのセミナーを受講したことで自信を持って説明できるようになった気がします。
  • 現在、社内でも問題となっている実験と解析の差をうまく説明していただけたと思う。
  • 理論的なことも実践的なことも教えていただけました。今後活用したいと思います。
  • 今まで疑問に思っていたことも、特に気にしていなかったことも理解できた。今後は意識を変えてFEMを行っていきたいと思う。
  • まさに“ノウハウ”となっていたメッシュ分割サイズの考え方がわかった。

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