CAEや3次元CADツールの効果的な適用を目指す機械設計者向け 構造CAEの設計応用講座

構造設計の本来あるべき進め方に対して、CAEや3次元CADツールを効果的に適用し、後戻りを防止する方法を身に付けるための、機械設計の講座です。

講師 遠田 治正 氏
TMEC技術士事務所所長
対象 機械設計でCAEソフトを使われている方、これから使われる予定の方
講義方式 座学+PC実習(CAD、CAE)+簡単な実験
受講料 86,400円(税込)

※お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。

時間 1日目 10:00〜17:00
2日目 10:00〜17:00
会場 東京開催: 弊社 東京本社
大阪開催: 弊社 西日本支社
定員 15名

日程・お申し込み

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概要・主旨
タイムテーブル・目次
受講後の感想

テキスト概要と主旨

本講義では、新製品開発を担当する構造設計者を対象に、3D-CADとCAEを効果的に利用しながら上流で不具合の芽を摘み取る、いわゆるフロントローディング設計のノウハウについて学習する。特に、簡単な検討によって強度的不具合を防止する方法について伝授し、無駄な設計および検討を避けるプロセスについて理解を図る。

本講義の初日は、”設計の正しい進め方”について紹介する。開発設計には、設計論に裏付けられた”正しい進め方”が存在するが、これに従えば、後工程での不具合の発生が激減することは、講師自身が望遠鏡「すばる」の開発を通して体験を持っている。
特に現代は3D-CADが普通に利用できる時代であるので、簡単な例題を対象として、3D-CADを使いながら、いかにフロントローディングを実現させるかのコツについて紹介する。また、詳細形状が定まる前に行うCAE解析、いわゆる設計CAEのやり方について紹介し、上流での不具合防止方法について体得する。

本講義の2日目は、"壊さないための材料力学"について紹介する。一発破壊・疲労破壊などの破壊の様式を理解し、それぞれの様式別の強度評価の方法や安全率の設定の仕方についての理解を図る。また応力集中の発生の原因について理解すると共に、CAEを用いずに応力集中係数の値を見積もる方法についても紹介する。

※内容は若干の変更が発生する可能性があります。

講座テキストサンプル

事前学習情報

事前学習として
望ましい知識
荷重、モーメント、応力、変位、回転、ひずみの各量の定義、および、それらの量の単位について確認してくること。
推奨書籍

タイムテーブル

開始時間 1日目 2日目
10:00 第T部 天体望遠鏡「すばる」と、開発の進め方
  1. 「すばる」はなぜ誕生したか?
  2. 望遠鏡の性能の決定要素
  3. 大型望遠鏡の仕組みと構造
  4. どのようにして構造を具体化していったか?
  5. すばるでのCAEの役割
第V部 強度設計と、強度評価に必要な材料力学
  1. 強度設計と材料力学
  2. 応力・ひずみ
  3. 強度評価の考え方と安全率
11:00
12:00 昼食休憩(アンケート配布) 昼食休憩(アンケート配布)
13:00 第U部 機械設計と、CAD・CAEの効果的な適用
  1. 何のためにCAD・CAEを利用するのか?
  2. 3次元CADモデルの構築方法と、検証の進め方
簡単な実験による強度評価の実際の体験
  1. 疲労強度の評価方法
  2. 主応力と相当応力
  3. 応力集中と強度評価
  4. 強度評価の結論
14:00
15:00
17:00 講義終了 講義終了
  • 講義内容の進捗によって上記タイムテーブルは変更される場合がございます。
  • 休憩時間はお昼休憩が1時間で基本的に1時間ごとに5分から10分の休憩が入ります。
  • その時々の受講者の事前確認事項によって内容が変化します(講義内容の一部を省略する場合もございます)。

テキストの目次

1.構造設計の3段階(=構想・基本・詳細)と、その内容

2.構想・基本設計の進め方(=仕様と樹系図の作成)

3.3D-CADでのモデル構築方法と、検証の進め方

4.構想モデルにCAEを適用した検証の進め方

5.強度評価の基本

6.強度評価に必要な材料力学の基礎知識

7.簡単な実験による強度評価の実際の体験

8.強度評価演習

  • 内容は若干の変更が発生する可能性があります。

受講後の感想

半導体関連/解析/3〜5年/2016年受講
安全率の理論的な計算方法や、0.2%の体力の根拠など、目から鱗で、力の流線の考え方等、大変設計の参考になりました。
自動車関連/機械設計/10年以上/2014年受講
実務的かつ本質的な内容であり、また講師の方の説得力もあり、非常に満足しました。
機械/機械設計/10年以上/2014年受講
本来考えていたCAEの運用方法と実際の運用方法に、自分自身大きな思い違いをしていたという事に気がついた事が一番大きな収穫でした。
ガラス・土石製品/解析/3年/2012年受講
普段のCAE業務に役立ちそうな事柄や、理解しておかなければならない理論背景について教えていただき大変有意義でした。
自動車メーカー/設計/4年/2012年受講
どの分野の設計者にとっても非常に有益な話であったと思う。また、テキスト以外にも為になる話をたくさんしていただけたのが良かった。質問にも大変丁寧に答えてくださり助かった。
機械メーカー/解析/3年/2012年受講
目的であった解析内容以外に安全率の定義など実業務で問合せされる際に参考となる内容も多くあり、大変良かった。
電子機器メーカー/設計/5年/2012年受講
実際の企業で設計をされていた講師でしたので身近に感じる話が多く内容は満足しました。

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